【今日のドル円】ウクライナ不安終了は時期尚早、米2月ADP結果に注目

 昨日、ウクライナについて、ロシアによる目先の武力行使がなくなったと受け止められ、主要国株価は上昇。これを好感して、ドル/円は102円台を回復した。ただ、今朝の時点では米国は経済制裁を行う姿勢を緩めておらず、緊張事態はまだ続く可能性があるため、安易に「ウクライナ問題は終わった」と判断するのは時期尚早とみる。じっくりと市場のムードを確かめて行きたい。  ただ、情勢が安定するようなら、素直に米経済イベント睨みの展開となろう。7日の米2月雇用統計の発表を控えて、前哨戦となる米2月ADP全国雇用者数の結果には特に注目だ。市場予想を上回った場合は、2月に頭を押さえた102円台後半での攻防が焦点になる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日、ウクライナについて、ロシアによる目先の武力行使がなくなったと受け止められ、主要国株価は上昇。これを好感して、ドル/円は102円台を回復した。ただ、今朝の時点では米国は経済制裁を行う姿勢を緩めておらず、緊張事態はまだ続く可能性があるため、安易に「ウクライナ問題は終わった」と判断するのは時期尚早とみる。じっくりと市場のムードを確かめて行きたい。
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2014-03-05 10:00