富士通は4日ぶり反発、大和証が投資判断を「1」に引き上げ
富士通 <6702> は4営業日ぶりに反発し、寄り付き直後に30円高(4.90%高)の642円を付けた。大和証券が4日付リポートで、投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「1(買い)」に引き上げた。目標株価は960円。
国内では、みずほ銀行や日本郵政グループの大型IT投資や、政府によるマイナンバー特需があり、最大手企業である富士通のテクノロジーソリューションの増収増益が加速するとの見方を示した。同証券では、15年3月期の売上高を4兆9000億円、営業利益を1750億円と見込んでいる。
なお、ユビキタスソリューションは今期のウィンドウズXP更新特需の反動が夏以降に想定され、携帯電話やスマートフォン事業も黒字化は困難と指摘。デバイスソリューションについては、需給・為替による短期変動が激しいため、変動リスクとした。(編集担当:宮川子平)
富士通は4営業日ぶりに反発し、寄り付き直後に30円高(4.90%高)の642円を付けた。
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2014-03-05 11:30