大和証がピジョンの投資判断を「中立」に引き下げ

 ピジョン <7956> に対して、4日付の大和証券が投資判断を引き下げている。  3日に発表したピジョンの前1月期実績と今期の業績予想について、同証券では「ややネガティブ」と評価。前期と今期予想の営業利益が大和証の予想を下回っているほか、市場コンセンサスよりも低い水準であることから、「株価は短期的にネガティブに反応する」と予想している。  ただし、中国などアジア事業は依然として健在であるとコメント。「ほ乳瓶の市場シェアを今後も引き上げることは可能」と見通しており、アジアに関しては、業績見通し、中期計画とも保守的と指摘している。  投資評価については、同証券の予想に基づく予想PERが直近株価で21.3倍となり、セクターの単純平均PER(22倍程度)と同程度の妥当な水準にあるとして、レーティングを「2(強気)」から「3(中立)」に引き下げている。また、向こう3カ月の目標株価は4730円とした。  ピジョンの5日の株価は、前場に一時70円高の4670円まで上昇したが、後場にマイナス転換。午後1時15分時点では35円安の4565円となっている。(編集担当:片岡利文)
ピジョンに対して、4日付の大和証券が投資判断を引き下げている。
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2014-03-05 13:15