会社予想は最高益に届かないもののマーケットが最高益を期待する銘柄は=金山敏之
本日の日本経済新聞は、住友不動産 <8830> の2014年3月期は連結経常利益が前期比11%増の1270億円前後と、2008年3月期の1251億円を上回り、6期ぶりに過去最高を更新する見通しだと伝えています。不動産価格の先高観を背景に、新築マンション販売や中古物件の仲介が伸びるほか、オフィスの稼働率向上も寄与しリーマン・ショック前の利益水準を回復すると紹介しています。そしてマーケットの期待をあらわすコンセンサス予想の今期経常利益も1280億円を超す水準となっており最高益更新予想となっています。
そこで今回は会社予想の経常利益は過去最高益に届かないものの、コンセンサス予想が最高益を超すレベルとなっている銘柄をピックアップしてみました。中間決算時点で会社予想は最高益の見通しでなかったものの、コンセンサス予想が最高益予想となっていた豊田自動織機 <6201> やトヨタ <7203> 、アイシン精機 <7259> では、この第3四半期決算で予想が上方修正され会社予想も最高益の見込みとなりました。したがって今回取り上げた銘柄でも最高益となる可能性がありそうです。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は会社予想の経常利益は過去最高益に届かないものの、コンセンサス予想が最高益を超すレベルとなっている銘柄をピックアップしてみました。
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2014-03-05 17:00