日経平均は36円高スタート、地政学リスク後退で
6日の日経平均株価は前日比36円13銭高の1万4933円76銭で寄り付いた。ウクライナ情勢がいったん落ち着いたとの見方から買いが先行した。前日の米国株は下落したものの、為替市場で円が対主要通貨で伸び悩んでいることが支えになった。一方、朝方の時点で上値は重い。
業種別では、株式分割を発表したシスメックス <6869> が堅調。14年10月期第1四半期で大幅な増益を確保したクミアイ化学工業 <4996> も上昇した。14年1月期の純利益予想を上方修正したイムラ封筒 <3955> もしっかり。14年3月期業績予想を上方修正した常磐開発 <1782> は買い気配スタート。
半面、ユーロ建てCBを発行するアルプス電気 <6770> は軟調。2月度既存店で2ケタ減収のジェイアイエヌ <3046> もさえない。(編集担当:宮川子平)
6日の日経平均株価は前日比36円13銭高の1万4933円76銭で寄り付いた。
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2014-03-06 08:45