原油続落、在庫量の増加は７週間連続

　水曜日、金は小幅に上昇。ウクライナ情勢がある程度の落ち着きを見せたことを受け、逃避先としての金買いもいったん落ち着いた形だ。また、金曜日に発表のある米国２月非農業部門雇用者数変化や米国２月失業率は市場に与える影響も大きく、米国の経済回復の程度が注目される。 　原油は大幅下落。昨日終値は２．４２安の１００．９３。ウクライナ情勢が落ち着きを見せたことにより供給不安からの買いがおさまったのに加え、本日０時３０分に発表のあったＥＩＡの石油の在庫統計の結果、在庫量の増加が７週間連続で続いていることも影響している。（情報提供：東岳証券株式会社）