アルプスは反落後に戻す、300億円のCBを発行

 アルプス電気 <6770> が朝方に急反落。寄り付き直後に45円安(3.5%安)の1242円まで売られたが、その後は前日終値付近まで戻している。  同社は5日引け後に、5年満期のユーロ円建て新株予約権付社債(CB)を発行すると開示。スマートフォン向け電子部品の増産方針も報じられたが、CB発行による将来の株式希薄化が懸念され、朝方は売りが先行した。  CBの発行価額は約300億円で、調達資金はスマホ向けや車載向け製品の設備投資資金として100億円、研究開発費として50億円、借入金返済や運転資金に150億円が充てられるという。  発行日は3月24日で転換価格は1802円。利率はゼロとなり、払込金額は額面の101%となる。(編集担当:片岡利文)
アルプス電気が朝方に急反落。寄り付き直後に45円安(3.5%安)の1242円まで売られたが、その後は前日終値付近まで戻している。
japan,company
2014-03-06 11:00