日経平均は3連騰、NTTが高値更新=長島和弘

■今日の動きから  3月6日の東京株式市場、日経平均株価は237円12銭高の1万5134円75銭と3営業日続伸しました。円安推移に厚生労働相の諮問機関である社会保障審議会の専門委員会が、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用方針について国債中心見直しと伝わったことが後押し。日経225採用で値上り銘柄数は204、値下り銘柄数は15、変わらずは6。東証1部上場値上り1355銘柄、値下り329銘柄、変わらず102。全33業種中鉱業を除く32業種が値上り。TOPIXも3営業日続伸。マザーズも3営業日続伸。東証REITは5営業日ぶりに反発となりました。  日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> が4連騰、ソフトバンク <9984> が3連騰。主力の日立 <6501> やトヨタ <7203> が上昇したことで、全般相場に買い安心感を与えた。  東エレク <8035> やNTT <9432> などが昨年来の高値を更新しており、これらに続く銘柄が増えてくれば全般底上げムードが高まると期待されよう。(執筆者:長島和弘)
東エレクやNTTなどが昨年来の高値を更新しており、これらに続く銘柄が増えてくれば全般底上げムードが高まると期待されよう。
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2014-03-06 15:45