スモッグ除去に「パラグライダー型無人機」開発、3月中に試験飛行実施へ=中国報道

 深刻化する大気汚染対策として、中国はスモッグ除去を目的としたパラグライダー型無人機「柔翼」を開発した。人民網が5日伝えたところによれば、「柔翼」は近日中にスモッグ除去テストを実施する計画だ。  報道によれば、「柔翼」は長時間の飛行が可能で、スモッグ除去作業で効果を発揮すると期待が集まっているという。  記事は、4日に中航工業集団公司から得た話として、「空から効率的にスモッグ除去を進めることは、中国航空工業の注目点の一つになっている」と報じた。中国では近年、大気汚染が深刻化しており、市民の外出ならびに交通輸送に影響を及ぼしているほか、国民の健康の脅威ともなっている。  中国初のパラグライダー型無人機「柔翼」は3月中に空港等で初のスモッグ除去テストを行う計画だという。(編集担当:村山健二)
深刻化する大気汚染対策として、中国はスモッグ除去を目的としたパラグライダー型無人機「柔翼」を開発した。人民網が5日伝えたところによれば、「柔翼」は近日中にスモッグ除去テストを実施する計画だ。
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2014-03-06 20:15