【今日のドル円】米雇用統計で上昇トレンド入りなるか、テクニカル面では上昇圧力

 昨日のドル/円相場は2月高値102.825円を突破し、1カ月以上ぶりに103円台に乗せた。これにより、テクニカル面では上昇圧力が強くなったと言える。ただ、昨日時点では60日移動平均線(執筆時点:103.147円)で一旦頭を押さえられている。上昇トレンド入りするには、本日中に60日線を突破できるかどうかがまずは焦点になろう。  本日は米2月雇用統計(22:30)が発表される。事前に発表された先行指標は弱い結果のものが目立っており、市場予想(失業率:6.6%、非農業部門雇用者数:+14.9万人)よりもやや弱めの結果に期待が傾いている可能性がある。  つまり、市場予想よりも良好だった場合はその反動で大きめにドル高が進みそうだ。他方、非農業部門雇用者数の増加幅が10万人増を割り込むなど、通信社のエコノミスト予想の下限を下回るような大幅に弱い結果だった場合、大きく値を下げると見られる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円相場は2月高値102.825円を突破し、1カ月以上ぶりに103円台に乗せた。これにより、テクニカル面では上昇圧力が強くなったと言える。ただ、昨日時点では60日移動平均線(執筆時点:103.147円)で一旦頭を押さえられている。上昇トレンド入りするには、本日中に60日線を突破できるかどうかがまずは焦点になろう。
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2014-03-07 10:00