JALは3日ぶり反発、ドイツ証が「買い」でカバレッジ開始

 日本航空(JAL) <9201> は3営業日ぶりに反発。ジリ高で推移し、午前11時10分には120円高(2.39%高)の5140円を付けた。ドイツ証券が6日付リポートでカバレッジを開始した。投資判断は「Buy(買い)」、目標株価は6237円。株価は過去5カ月間で15%下落しており、ドイツ証は同社株に注目する良い機会と捉えた。  会社側は1月31日に14年3月期の営業利益予想を前期比19.1%減の1580億円としたが、同証券では円安を背景にした訪日観光客の増加で国際線事業の成長を期待。また、現在のジェット燃料スポット価格が1バレル=121ドルに対し、JALは12カ月の燃料価格を1バレル=110ドルと予想しているため、燃料価格の落ち着きもJALにとって好材料になるとした。  ドイツ証は、15年3月期で利益が12%改善すると予想。配当利回り3%以上、ROE20%以上、PBR1.2倍で、同地域の同業企業に比べて魅力的とみている。(編集担当:宮川子平)
日本航空(JAL)は3営業日ぶりに反発。ジリ高で推移し、午前11時10分には120円高(2.39%高)の5140円を付けた。
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2014-03-07 11:15