日経平均は139円高と4日続伸、急伸後に上値重くなる
7日の日経平均株価終値は、139円32銭高の1万5274円07銭と4日続伸した。
前日NYダウの反発や、為替の円安進行が好感され、日経平均は寄り付きで146円高と急伸。午前9時30分過ぎには1万5312円まで上昇し、前日高値を上抜いた。
その後はアジア株の伸び悩みや今晩に発表される米雇用統計への警戒感から上値が重くなり、後場には前日終値近くまで調整する場面もあった。
個別株では、iPhone向けに新たなアプリの提供を開始したアクロディア <3823> がストップ高。京都大との新研究開始報道が好感されたリプロセル <4978> も急伸している。
ほかにも、産業用3Dプリンターの国家開発プロジェクトに採択されたと報じられた日本電子 <6951> や、有利子負債の大幅削減方針報道があった商船三井 <9104> 、主力商品の生産倍増が報じられた三菱鉛筆 <7976> 、国内証券がレーティングを引き上げたペプチドリーム <4587> などが大幅高している。
一方、前1月期業績予想を上方修正したユークス <4334> や、今10月期1Q業績が営業黒字に転換した東日本ハウス <1873> 、今3月期の通期業績予想を引き上げた日機装 <6376> などは、利益確定売りが株価を押し下げ、軟調に推移した。
業種別では、空運、金属製品、倉庫、不動産、鉱業株などが強い動きを見せ、パルプ・紙、食料品、鉄鋼株などが弱含んだ。(編集担当:片岡利文)
前日NYダウの反発や、為替の円安進行が好感され、日経平均は寄り付きで146円高と急伸。午前9時30分過ぎには1万5312円まで上昇し、前日高値を上抜いた。
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2014-03-07 14:30