住友林業が2ヵ月ぶりに30日線抜き買い転換、空売り急増で意外高も
住友林業 <1911> は、7日の終値が16円高の1085円と、「30日線」を今年1月17日以来、ほぼ2ヶ月ぶりに上回って買い転換した。
1010円台で比較的きれいな二番底形成のチャートとなっていることから、今回の30日線抜け買い転換はダマシとはならないものとみられる。
今期(2014年3月期)は2ケタ増益で1株利益118.5円、配当も2円増配の年19円と業績面の裏づけはある。
需給面では信用買残が減少傾向となっているのに対し、カラ売り残(信用売り)が急増している。売残増加の背景は明確には分からないが、全般相場が軟調だったことによる相場観によるものとみられる。しかし、2ケタ増益でPERが9倍程度と低いだけに今後、売方の買戻しが入り、株価が急伸する可能性はありそうだ。
昨年5月の高値1368円からの調整も十分といえる。発行済株数が1億7000万株程度と今の中型株物色人気にもマッチしている。
30日線を抜いて買い転換したところは素直についてみたい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
住友林業<1911>(東1・売買単位100株)は、7日の終値が16円高の1085円と、「30日線」を今年1月17日以来、ほぼ2ヶ月ぶりに上回って買い転換した。
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2014-03-08 07:30