クックパッドが急落、前四半期比での利益減が売り要因に

 クックパッド <2193> が急落。売り気配で取引を開始し、午前9時22分に122円安(4.2%安)の2802円をつけた。  7日引け後、今4月期の第3四半期業績を発表。3Qの売上高は46億9300万円、営業利益は23億4100万円、純利益は13億9800万円となった。  同社は今四半期から連結決算を作成しており、前年同期との連結業績の比較はできないものの、単体業績で見ると、売上高は前年同期比31.5%増の46億5900万円、営業利益が同30.1%増の24億4000万円と拡大している。会員事業でプレミアム会員数の純増ペースが加速しているほか、広告事業ではディスプレイ広告、タイアップ広告などが好調となった。  ただし、四半期ごとの比較では、3Q(13年11月―14年1月)の単体営業利益は前年同期比で17.2%増加しているものの、2Qとの比較では約9%の減少となっており、利益成長がピークアウトしたとの見方が売りにつながったもようだ。  クックパッドは今期の業績予想は開示しておらず、配当予想も未定としている。(編集担当:片岡利文)
クックパッドが急落。売り気配で取引を開始し、午前9時22分に122円安(4.2%安)の2802円をつけた。
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2014-03-10 09:30