原油は上昇、米国経済回復が進んでいることを受け

　金曜日、金は下落。終値は１３３８．９。ウクライナ情勢の落ち着きにより金価格も下落しているが、依然として価格の下落を下から支えている様子。一方、「もしウクライナ情勢が悪化するようなことがあれば、金価格は上昇する。しかし、危機が解決すればおそらく１３２０ドル近辺まで下落するだろう」との見解を見せる市場筋もおり、ウクライナ情勢による価格の変動には引き続き注視が必要となる。 　原油は上昇。金曜日に発表のあった米国非農業部門雇用者数変化が予想を上回る結果だったことにより、米国の経済回復が着実に進んでいる事を示したこと、また、依然続くウクライナとロシアの情勢不安が影響しているとみられる。終値は１０２．５４。（情報提供：東岳証券株式会社）