HOYAは連日の新高値、大和証券が投資判断を「2」に引き上げ

 HOYA <7741> は5日続伸し、連日で年初来高値を更新。午後1時すぎには57円高(1.85%高)の3138円を付けた。大和証券が7日付リポートで、投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は3650円。  株価は直近3カ月でTOPIXをアウトパフォームするなど順調なパフォーマンスが続いており、大和証ではライフケア事業主導の収益構造へ転換を果たしたことが評価されたとの見解を示した。同事業はメガネレンズ、コンタクトレンズ、内視鏡と、世界人口の増加や高齢化トレンドを踏まえれば、中期的な需要拡大が期待できるとした。  また、デジカメ用レンズやHDガラス基板の市場縮小懸念でこれまで評価しにくかった情報・通信事業についても、4K2K液晶テレビの本格普及やファウンドリにおけるダブルパターニングの露光技術の本格採用と、評価材料が出てきていると指摘。  4K2Kテレビ用液晶パネルの製造では、同社の液晶マスク事業にとって数量面、単価面ともにポジティブと予想。半導体マスクブランクスは、台湾大手がダブルパターニング技術を採用する見通しで、この動きが同社の先端マスクの需要にプラス寄与するとみた。(編集担当:宮川子平)
HOYAは5日続伸し、連日で年初来高値を更新。午後1時すぎには57円高(1.85%高)の3138円を付けた。
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2014-03-10 13:45