シティ証が飯田GHDのファーストウッド買収を高く評価
飯田グループホールディングス <3291> に対して、7日付のシティグループ証券がリポートを発行している。
7日引け後、飯田GHDが木材製造事業のファーストウッドを子会社化すると発表した件について、同リポートでは「ポジティブ」と評価。
その理由として、ファーストウッドが手掛けるプレカットを飯田GHDが共通部材として採用した場合、「プレカットの原価を10%低減できれば、営業利益効果は約40億円」と試算。円安による輸入資材費の上昇を打ち消す効果が期待できる点を挙げている。
また、本決算の発表を前に統合シナジーの具体策が示されたことについても、高く評価している。
同証券による飯田GHDの評価は、投資判断「1(買い)」、目標株価2800円を継続している。
飯田GHDの10日の株価は、朝方にプラス圏まで買われる場面があったものの、後場に入ると売りが強まり、午後2時9分に31円安の1542円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
飯田グループホールディングスに対して、7日付のシティグループ証券がリポートを発行している。
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2014-03-10 14:15