電通とベネッセが共同で、ペット市場で産業創出めざす異業種企業を募集

 電通とベネッセコーポレーションは、共同で新しいペット産業の創出を企図した異業種参加型のコンソーシアム「Design with Pet Project」を2014年4月に立ち上げる。電通のペットに関する社内専門チーム「Think Pet Project」が独自調査やマーケティング支援活動で培ってきたノウハウ/インサイトと、ベネッセコーポレーションがペット専門情報誌「いぬのきもち」「ねこのきもち」を通し蓄積してきた多くの知見やデータベースを掛け合わせることで、業種の枠を超えた参画メンバー企業と共に、新規事業の可能性を探っていく。  コンソーシアム立ち上げの背景は、1兆4000億円にも上るペット市場の規模増大に伴う企業の参入意向の高まりと参入機会の拡大。従来はペット産業と縁のなかった業種においても、需要の増加と多角化、テクノロジーの発達などによって、容易に参入することが可能な状況になっている。今回立ち上げるコンソーシアム「Design with Pet Project」は、「人もペットもうれしい社会を」を理念として掲げ、業種を問わず多くの企業が会費制で参画し、共にこの理念の実現と新しいペット産業の創出を目指す。  第1期コンソーシアムは、ペットの中でも犬を中心に、ペット産業の基礎知識やペットオーナーインサイト/課題の共有をはじめ、参画企業別事業戦略立案、参画企業間コラボレーション、有識者による講演などの内容で4月中旬から9月下旬にかけて開催する。今後も第2期・第3期と継続して運営を行う予定としている。(編集担当:八木大洋)
電通とベネッセコーポレーションは、共同で新しいペット産業の創出を企図した異業種参加型のコンソーシアムを2014年4月に立ち上げる。
japan,industry
2014-03-10 15:45