【今日のドル円】日銀金融政策決定会合に注目、追加緩和期待は円売りの材料にも

 本日の日銀金融政策決定会合(時刻未定)について、市場では金融政策の現状維持が広く予想されているものの、先月の「貸出支援策の拡充」の実施により、一部で早期に追加金融緩和に踏み切るのではとの思惑がくすぶっている。  仮に事前予想通りの現状維持であっても、追加金融緩和を期待していた一部の参加者からの失望感がドル/円相場を下押す可能性がある。他方、先月の会合で追加緩和期待が温存され、株高・円安が進行したのは記憶に新しい。  会合で追加金融緩和に含みを残す内容が伝われば、円売りの材料となる事も考えられる。会合後の黒田日銀総裁の記者会見(15:30)と合わせ、予断を持たずに臨みたい。その他引き続き、中国経済の動向やウクライナ情勢にも、目配りが必要だろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日の日銀金融政策決定会合(時刻未定)について、市場では金融政策の現状維持が広く予想されているものの、先月の「貸出支援策の拡充」の実施により、一部で早期に追加金融緩和に踏み切るのではとの思惑がくすぶっている。
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2014-03-11 10:00