東建物は年初来高値、利益予想の引き上げで減益幅縮小

　　東京建物 <8804> は午前９時４分に６０円高（５．６７％高）の１１１９円で寄り付き、１２月１３日の年初来高値を更新した。１８日引け後に発表した１３年１２月期利益予想の上方修正が好感された。 　　売上高は２１５０億円（前期比１０．７％増）を据え置いたが、営業利益を２１０億円から２７０億円（同１２．６％減）に修正。純利益を８０億円から９５億円（同７．３％減）に引き上げた。特定目的会社からの配当が増加した。収益性が著しく低下していると判断したものについて、投資有価証券評価損や減損損失などを計上したが、純利益も従来計画を上回った。（編集担当：宮川子平）