オルトプラスは軟調、増資発表で希薄化など懸念

 オルトプラス <3672> は小幅安で寄り付き、いったんプラス圏へ浮上したが、その後は軟化。午前10時9分には77円安(4.03%安)の1836円を付けた。  マザーズ上場でソーシャルゲーム開発を手掛ける同社は10日引け後、東証から1部または2部への市場変更が承認されたと発表したが、同時に新株式発行および株式売り出しの実施も明らかにし、一株当たり利益の希薄化や需給悪化を懸念した売りが優勢となった。  一般公募では、52万株の新株式を発行し、上限20万株のオーバーアロットメントによる追加売り出しも行う。発行済み株式総数は最大で9%増える見通し。また、大株主の東京ディスカバリー投資事業有限責任組合などが合計82万株を売り出す。  調達資金の上限12億8787万6000円は、子会社への業務委託費に充当するという。(編集担当:宮川子平)
オルトプラスは小幅安で寄り付き、いったんプラス圏へ浮上したが、その後は軟化。午前10時9分には77円安(4.03%安)の1836円を付けた。
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2014-03-11 10:30