口紅に関する3700人調査、若い世代に人気の色はピンク、50代以上はローズ

口紅(グロス)の人気の色は、若い世代は「ピンク」。50代以上は「ローズ」――。ソフトブレーン・フィールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木名瀬博)がクレディセゾンとの共同事業である「レシートで貯める」のアンケートモニター3747名(女性、10代-80代)を対象に「口紅(グロス含む)」に関するアンケートを2014年3月3日に実施して、その結果をまとめた。(写真は、「口紅」に関するアンケート結果の一部。提供:ソフトブレーン・フィールド)  口紅の使用頻度は、毎日塗ると回答した人が20代以下では9.6%、30代では13.3%、40代では20.5%、50代では23.9%、60代以上では27.6%と世代が上がるにつれて比率が高まる。  次に、持っている口紅の色について聞いたところ、20代以下では「ピンク」が54.3%で、2位の「ローズ」の22.3%に対して圧倒的な支持率。30代でも「ピンク」がトップで49.4%、2位は「ベージュ」で31.7%、3位は「ローズ」で28.7%だった。40代ではトップは「ピンク」で43.0%、2位は「ローズ」で37.1%、3位は「ベージュ」で33.7%だった。  50代ではトップが入れ替わり、「ローズ」が49.0%でトップになった。「ピンク」は2位で45.9%、3位は「ベージュ」で28.5%。60代以上では1位が「ローズ」で46.2%、2位は「ピンク」で39.5%と50代と同様の傾向だったが、3位は「レッド」で26.7%と、他世代よりもレッド系の保有率が高いことがわかった。  また、口紅を購入する際に、テスターなどで試すのかを確認したところ、「店頭にあるテスターで試す」と回答した方がどの世代でも40%以上あり、トップだった。その一方、試さないという回答も全世代で30%以上あり、女性の3人に1人が実際に試さずに口紅を購入していることがわかった。  口紅を選ぶ際の具体的な理由では、色に関するコメントが多く寄せられた。「購入を決定するのは、似合う色かどうかです。購入して使ってみて色持ちが良ければリピートします。色持ちが悪ければ、次回は他ブランドにします」(58歳)、「購入する時はテスターを実際に口に塗って判断出来ないので、色味と値段が一番の重点。ただ、買ってみて仕上がりや色持ちが悪いと使わなくなってしまうし、もうその同じメーカーでは買わない。試供品が貰える場合は色合い→仕上がり→色持ちの順に重視します」(49歳)など。  また、保湿や使用感といった機能を重視する声も多数見受けられた。「唇が荒れがちなので、刺激が少なくて保湿性の高い物を選んでいます。色が比較的薄付きでナチュラルな感じになるものにしています」(53歳)、「一番のポイントは使用していて不快感がないかです。具体的には過度のベタつき、落ちにくいタイプに多い突っ張り感や皮膚呼吸が妨げられている感じ、匂いが強すぎるものは買いません。二番目のポイントは雑誌や店頭ポスターの女優さんが魅力的だと衝動買いする事もあります」(38歳)など。  一方、メイクをする際に最も時間をかける部位についても質問すると、20代以下では「目元」が42.6%でトップ、ついで「ベース」が30.5%だった。30代では「ベース」が30.2%でトップ、僅差で「目元」が29.6%と続いた。  40代では「ベース」が1位で32.9%、「目元」が2位で17.6%。50代では「ベース」が1位で33.6%、「目元」が2位で19.9%と同様の傾向が見られた。60代以上では1位は「ベース」で21.0%だったが、2位は「眉」で15.2%と他世代よりもアイブロウ関係を重視していることがわかった。  この調査は、「レシートで貯める」サイトを活用したインターネットリサーチ。有効回答者数3747名の内訳は、20代以下5%、30代が29%、40代が41%、50代が19%、60代以上は6%。(編集担当:八木大洋)
口紅(グロス)の人気の色は、若い世代は「ピンク」。50代以上は「ローズ」――。(写真は、「口紅」に関するアンケート結果の一部。提供:ソフトブレーン・フィールド)
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2014-03-11 11:15