きんえい、今１月期は最終黒字維持の見通し

　きんえい <9636> が１１日引け後、今１月期の業績予想を発表した。 　通期予想は、売上高が前期比０．５％減の３２億円、営業利益は同９．７％減の１億円、純利益は同５．０％減の５０００万円と最終黒字を維持する見通し。 　シネマ・アミューズメント事業部門では３月の「あべのハルカス」全面開業による来客増を見込むほか、不動産事業部門ではビルのリニューアルなどでテナント入居率の維持向上を図るとしている。 　今期の期末一括配当は、前期と同水準の１０円を計画している。 　同社の前１月期業績は、売上高が３２億１６００万円（前々期比３．４％増）、営業利益は１億１０００万円（前々期は９００万円）、純利益は５２００万円（前々期は２５００万円の赤字）で着地した。 　きんえいの１１日の終値は、３１円高の２７０６円。（編集担当：片岡利文）