日経平均は220円安スタート、1万5000円割れの場面も
12日の日経平均株価は前日比220円31銭安の1万5003円80銭で寄り付いたあと、1万5000円を割り込む場面もみられた。米国市場では利益確定売りが先行し、NYダウが続落。ドル・円が103円を割り込むなど円高も進んだため、東京市場でも売りが先行した。
個別では、14年3月期業績予想を修正したコスモ石油 <5007> や、14年4月期の利益予想を下方修正したトーエル <3361> などが下落。前日に急伸したオリエンタルチエン工業 <6380> 、イーグル工業 <6486> なども利益確定売りが優勢となった。また、不適切な会計処理が判明し、名証が監理銘柄に指定したNowLoading <2447> は売り気配スタート。
半面、1部銘柄に指定されたクロップス <9428> は高値を更新。14年3月期で復配を計画した日本出版貿易 <8072> も急伸した。電気自動車用モーターに参入と伝わったシンフォニア テクノロジー <6507> も堅調。法人向け運賃の値上げが報じられたヤマトホールディングス <9064> も高い。(編集担当:宮川子平)
12日の日経平均株価は前日比220円31銭安の1万5003円80銭で寄り付いたあと、1万5000円を割り込む場面もみられた。
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2014-03-12 09:15