いちよしが急落、3月期末配当予想が対中間期で落ち込み

 いちよし証券 <8624> が急落。寄り付き直後に40円安の1452円まで売られている。  同社は11日引け後、未定としていた今3月期末の配当予想を発表した。  いちよしでは配当性向(40%程度)と純資産配当率(DOE4%程度)を配当基準とし、半期を基準に高いものを採用して配当額を決定している。  3月期末配当については、配当性向を採用。前期比で3円増配となる25円の予定とした。年間では70円(前期は32円)となる見通し。  ただし、同じく配当性向を基準に配当額を決定した9月中間期配当が45円(前年同期は10円)だったのに対し、期末配当は大きく落ち込んだことから、見切り売りが出たと考えられる。  同社の今期の業績予想は開示していないものの、第3四半期業績は営業収益が前年同期比70.8%増の195億6300万円、営業利益が前年同期の9.6倍となる72億5800万円、純利益は同10.3倍となる67億3200万円で着地している。(編集担当:片岡利文)
いちよし証券が急落。寄り付き直後に40円安の1452円まで売られている。
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2014-03-12 08:30