出版貿は一時ストップ高、8期ぶりの復配を好感

 日本出版貿易 <8072> は午前9時27分に50円ストップ高の175円を付けた。11日引け後に14年3月期業績および配当予想の修正を発表。8期ぶりの復配が好感された。期末に3円を実施する予定。  また、14年3月期の営業利益は円安の影響を受けたことから1億2000万円から8200万円(前期は3200万円の赤字)に引き下げたが、純利益は6500万円から1億5700万円(前期比49.5%減)に見直した。  同社は本社の土地・建物の一部を売却し、資産買換えの場合による特別勘定の認定を申請。前期において、繰延税金負債を計上していた。その後、代替物件の選定が困難と判断として買換えを見送ったため、今期は繰延税金負債の取り崩しによる法人税等調整額の戻入益を計上する。  株価は買い一巡後に150円手前の水準まで伸び悩んだが、午前10時現在は持ち直している。(編集担当:宮川子平)
日本出版貿易は午前9時27分に50円ストップ高の175円を付けた。
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2014-03-12 10:00