日本は電気自動車をリードする地位にあり、中韓を寄せ付けず=中国

企業向けコンサルティングを手がけるローランド・ベルガー社はこのほど、ドイツのfkaと共同で、電気自動車を生産する主要7カ国(日本、ドイツ、フランス、イタリア、米国、中国、韓国)を対象とした「e-モビリティ・インデックス(e-mobility index for Q1 2014)」を発表した。財新網が11日伝えた。
「e-モビリティ・インデックス」では、日本、ドイツ、フランス、イタリア、米国、中国、韓国を対象に、「産業」、「技術」、「市場」という3つの指標から電気自動車の競争力を比較した。
「産業」では日本が3.5ポイントで1位となったほか、2位は米国で2.7ポイント、3位は韓国で1.8ポイント、4位は中国で1.2ポイントだった。ローランド・ベルガーは、「産業」の指標で日本が1位となったことについて「米国と日本は電気自動車の最重要の生産拠点であり、日本は2016年には世界の電池生産の60%のシェアを獲得する見通し」と分析した。
さらに、「e-モビリティ・インデックス」の「技術」においては、韓国が3.4ポイントで1位となった。2位は3.2ポイントでドイツ、日本は3.1ポイントで3位、4位は2.5ポイントでフランスだった。「市場」においてはフランスが5.0ポイントで1位、米国が4.6ポイントで2位、日本は4.4ポイントで3位、4位は1.9ポイントでドイツだった。
日本の「e-モビリティ・インデックス」は「産業」で1位、「技術」が3位、「市場」が3位と、いずれの指標も上位となり、中韓をまったく寄せ付けない結果になったことについて、財新網は「日本はこれまでどおり電気自動車をリードする地位にある」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
企業向けコンサルティングを手がけるローランド・ベルガー社はこのほど、ドイツのfkaと共同で、電気自動車を生産する主要7カ国国(日本、ドイツ、フランス、イタリア、米国、中国、韓国)を対象とした「e-モビリティ・インデックス(e-mobility index for Q1 2014)」を発表した。財新網が11日伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-03-12 15:15