楽天地、今1月期は最終増益を計画

 東京楽天地 <8842> が12日引け後、前1月期における特別損失の計上を開示、今期の業績予想についても発表した。  前期の第4四半期において、浅草再開発事業で残土から検出された有害物質を適切に処理する費用として1億円を計上。地中障害物撤去のための費用8500万円、娯楽サービス関連事業における減損損失4億7356万円についても計上する。  これらを含めた結果、前期業績は売上高が94億1700万円(前々期比0.9%減)、営業利益は14億3600万円(同2.0%増)、純利益は7億200万円(同8.8%増)で着地した。  今期の業績予想については、売上高が前期比4.4%減の90億円、営業利益は同6.7%減の13億4000万円と減収・営業減益を見通しているものの、純利益は同26.7%増の8億9000万円の計画となっている。  事業別では、不動産賃貸事業において減収予想ながらも修繕費、減価償却費の減少などで営業増益を予想。娯楽サービス事業、飲食その他事業は減収・営業減益を計画している。  東京楽天地の12日終値は、7円安の476円。(編集担当:片岡利文)
東京楽天地が12日引け後、前1月期における特別損失の計上を開示、今期の業績予想についても発表した。
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2014-03-12 15:30