日経平均は大幅反落、景気の先行き不透明感が強まる=長島和弘

■今日の動きから  3月12日の東京株式市場、日経平均株価は393円72銭安の1万4830円39銭と大幅反落となりました。中国景気への懸念から銅価格の下落を嫌気し、売り優勢の展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は2、値下り銘柄数は221、変わらずは2。東証1部上場値上り79銘柄、値下り1667銘柄、変わらず44。全33業種が値下り。TOPIXも反発。マザーズは7営業日ぶりに反落。東証REITは3営業日続落となりました。  業種別では、海運業・非鉄金属が値下り率上位で、景気の先行き不透明感が強まり、手がかり材料に乏しくほぼ全面安の展開。  全般相場は外部環境の落ち着きを待つ形で、材料の出た銘柄を個別物色する動きに傾斜する可能性もあるだろう。(執筆者:長島和弘)
業種別では、海運業・非鉄金属が値下り率上位で、景気の先行き不透明感が強まり、手がかり材料に乏しくほぼ全面安の展開。
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2014-03-12 15:45