日経平均は17円高スタート、増配発表のエムスリーが買い気配
13日の日経平均株価は、17円33銭高の1万4847円72銭で寄り付いた。
前日のNYダウは11ドル安と小動きに終わり、外国為替市場ではドル・円が102円台とやや円安基調で推移。日経平均は前日の393円安からの反発もあり小幅高でスタートしている。
個別株では、今3月期の増配と実質株式2分割を発表したエムスリー <2413> が買い気配。4期ぶりの復配を発表したシステム・テクノロジー・アイ <2345> や、株主優待制度の導入を発表したアサンテ <6073> も買い気配でスタートしている。
また、炭素繊維素材をエアバスに供給との報道で帝人 <3401> が急騰しているほか、14年1月期利益予想を上方修正した丸善CHIホールディングス <3159> は堅調となり、今2月期予想が12期連続最高益と報じられたハイデイ日高 <7611> は小幅高となっている。
一方、今4月期第3四半期が最終赤字転落となった菊池製作所 <3444> が売り気配でスタートしており、1月中間期業績が大幅減益ながら通期予想を据え置いたティー・ワイ・オー <4358> が急落。今3月期の業績予想を下方修正した京都きもの友禅 <7615> や、前2月期経常利益が4%増程度と観測されたファミリーマート <8028> は弱い動きとなっている。(編集担当:片岡利文)
13日の日経平均株価は、17円33銭高の1万4847円72銭で寄り付いた。
japan,economic
2014-03-13 09:00