日経平均は下げに転じる、市況関連の下げ目立つ=長島和弘

■今日の動きから  3月13日の東京株式市場、日経平均株価は14円41銭安の1万4815円98銭と小幅続落となりました。銅相場が反発、前日大幅安した後だけに上昇していたが、中国の1~2月の工業生産高や固定資産投資などの指標が市場予想を下回ったことを受け、下げに転じました。日経225採用で値上り銘柄数は68、値下り銘柄数は145、変わらずは12。東証1部上場値上り733銘柄、値下り896銘柄、変わらず161。全33業種中24業種が値下り。TOPIXも続落。マザーズも続落。東証REITは4営業日ぶりに反落となりました。  業種別では、海運業、不動産業、証券商品先物が値下り率上位で、市況関連の下げが目立ち景気の先行き不透明感が強く方向感に乏しい展開が続きました。  戻り待ちの売りに押され上値が重い銘柄が多くなっており、材料の出た銘柄を個別物色する動きが強まりそうだ。(執筆者:長島和弘)
戻り待ちの売りに押され上値が重い銘柄が多くなっており、材料の出た銘柄を個別物色する動きが強まりそうだ。
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2014-03-13 16:00