第4四半期が保守的で大幅な上振れが期待されている銘柄は=金山敏之
1月下旬から本格化し2月中旬に終了した3月期決算企業の第3四半期決算発表では、全産業ベースで4割を超える大幅な増益となり通期の業績見通しを上方修正する企業が少なからずみられました。しかし、その一方で通期予想を据え置いた企業も多く、そうした企業では第3四半期までの実績や通期予想が増益となっているのに第4四半期が減益見通しで、いかにも業績予想が保守的につくられているようにみえる企業もあります。
そこで今回はこのように業績予想が控え目にみえる企業で、コンセンサス予想も会社予想を1割以上上回り、業績の大幅な上振れが期待されている銘柄をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象にピックアップしてみました。こうした企業では、第4四半期の見通しが前年同期比で5割前後の大幅な減益予想となっているところも目立ち、第3四半期までの実績からみてもあまりにも保守的すぎるといった印象を受けるところが多くあります。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はこのように業績予想が控え目にみえる企業で、コンセンサス予想も会社予想を1割以上上回り、業績の大幅な上振れが期待されている銘柄をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象にピックアップしてみました。
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2014-03-13 17:15