東京ドームが急反落、今1月期予想の純利益53%減を嫌気

 東京ドーム <9681> が急反落。寄り付き直後に24円安(4.1%安)の558円まで売られている。  同社は13日引け後に、今1月期の業績予想を開示。通期予想は、売上高が前期比5.2%減の792億円、営業利益は同24.1%減の89億円、純利益は同53.0%減の38億円を計画。営業利益、純利益とも大幅減益を見通したことが売り材料となった。  東京ドームにおいて、前期に開催されたクライマックスシリーズや日本シリーズの開催を「見通しとしては見込んでいない」ことや、音楽イベントの開催減少、東京ドーム人工芝の全面リニューアルなどが影響するという。  期末一括となる配当金については、1円増額の6円を計画している。  同社の前1月期業績は、売上高が835億6200万円(前々期比3.5%増)、営業利益は117億2400万円(同21.5%増)、純利益は80億7700万円(前々期の2.1倍)で終了。1月29日に上方修正した通期計画との比較では、売上高と営業利益は上積みとなり、純利益はほぼ同水準で着地した。(編集担当:片岡利文)
東京ドームが急反落。寄り付き直後に24円安(4.1%安)の558円まで売られている。
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2014-03-14 08:45