【今日のドル円】クリミア住民投票後の各国の反応は?欧米追加制裁の様子見

 前週14日、ドル/円はウクライナ情勢に対する不安から軟調に推移、一時101.205円まで下落して今月3日安値(101.200円)に迫った。16日に行われたクリミア自治共和国での住民投票は、本日朝時点では圧倒的多数がロシア編入を支持していることが伝わったものの、早朝のアジア市場は冷静な反応を示している。ラブロフ露外相が14日に「ロシアはウクライナ東部に軍事介入する予定はない」と発言し、市場はロシアが早期に武力行使に踏み切る公算は低いと見ているようだ。  投票結果を受け、本日にも欧米が追加制裁に踏み切る公算が大きい。もし追加制裁が決定された場合、その内容を見極めたいとのムードが広がっており、ドル/円相場は様子見姿勢が強まることが予想される。ただし、今回の結果を受けて欧米とロシアとの間で対立が深刻化するようだと、リスク回避ムードが強まってドル/円相場を下押す事も考えられる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
前週14日、ドル/円はウクライナ情勢に対する不安から軟調に推移、一時101.205円まで下落して今月3日安値(101.200円)に迫った。16日に行われたクリミア自治共和国での住民投票は、本日朝時点では圧倒的多数がロシア編入を支持していることが伝わったものの、早朝のアジア市場は冷静な反応を示している。ラブロフ露外相が14日に「ロシアはウクライナ東部に軍事介入する予定はない」と発言し、市場はロシアが早期に武力行使に踏み切る公算は低いと見ているようだ。
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2014-03-17 09:45