三菱UFJモルガン証がブリヂストンの目標株価を引き上げ

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が14日付で、ブリヂストン <5108> の目標株価を小幅に引き上げている。  今12月期の営業利益について、同リポートでは従来予想の5020億円から5040億円に引き上げ。会社計画の4600億円を大きく超過すると見ており、期初ガイダンスが慎重なため「大幅上振れの可能性大」とコメントしている。  修正要因としては、ユーロの為替前提の変更(130円から135円に)や、北米における市販用乗用車向けタイヤの販売増を前年比3%増から5%増に変更したことなどを挙げている。天然ゴム価格はさらなる上昇を見込むものの、影響は同業他社と比較して小さく、ブランド力の強化などで「相対的な強さは維持可能」と分析する。    同証券によるブリヂストンの投資評価は、「アウトパフォーム(強気)」を継続。目標株価は対象期間の変更などもあり、4800円から4900円に引き上げている。  ブリヂストン <5108> の17日の株価は、朝方に小幅高となる場面があったものの、為替の円高進行もあり軟調に推移。午後0時39分に41円安の3522円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が14日付で、ブリヂストンの目標株価を小幅に引き上げている。
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2014-03-17 13:15