【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウに最大の注意が必要、SP500とナスダックの新高値に対しダウは弱すぎる
日経平均は昨年大納会の終値1万6291円を高値に立会日数22日間で今年2月4日の終値1万4008円まで下落し、翌日(2月5日)のザラ場につけた1万3995円を安値として、この日を起点に同22日目に当る3月7日に1万5274円(ザラ場1万5312円)の戻り高値をマークした。
この下落と反騰に要した日柄は同じで、2200円を越える下落に対し、反騰が1300円程度にとどまったことは下落エネルギーの強さを物語っている。
今後の展開を読むうえでカギを握るのは米国株の動向だろう。19日のFOMCの結果が重要なことは言うまでもないが、SP500やナスダックが共に12月31日の高値(終値で1848Pt、4176Pt)をクリアしているにもかかわらず、NYダウが新高値をとれないようだと、為替市場も含めリスクオフの流れが加速しかねないので注意しておきたい。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均は昨年大納会の終値1万6291円を高値に立会日数22日間で今年2月4日の終値1万4008円まで下落し・・・。
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2014-03-17 13:45