クリナップは4ケタ乗せ後の調整が経過良好、好利回りで配当取りで
クリナップ <7955> は、年初1月15日に1010円と買われ2007年5月以来、ほぼ6年8ヶ月ぶりに4ヘタ相場へ乗せた。その後、調整となってはいるが、月足の12ヶ月線近辺で下げ止り引き続き強い展開といえる。
一時は12ヶ月線との乖離率が40%ていどまで拡大していたが、株価が12ヶ月線へ接近したことで過熱感はなくなった。業績が良いだけに、よほど全般相場の暴落でもない限り12ヶ月線を下回って24ヶ月線まで下押すことはなさそうだ。
今3月期は営業利益を従来の58億円から74億円へ増額修正、1株利益でも従来の64.3円が88.0円となる。消費増税前の駆け込み需要もあるが、住宅着工の好調も背景にある。今期の営業利益は前期比55.6%増益で、配当は創業65周年記念配当を含め年25円(前期年15円)とする。
消費増税後はあるていどの反動減は予想される。だが、全国102ヶ所のショールームの価値提供強化を積極的に図っていることから落ち込みは軽微にとどまりそうだ。とくに、東日本復興が土地から上物に移っていることもある。
足元での840円前後は配当利回り3%前後、PERでは9.5倍と共に割安水準である。3月の配当を取って中期での出直り狙いで投資するのがよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
クリナップ<7955>(東1)は、年初1月15日に1010円と買われ2007年5月以来、ほぼ6年8ヶ月ぶりに4ヘタ相場へ乗せた。
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2014-03-17 14:30