日経平均は4日続落、総じて軟調=長島和弘

■今日の動きから  3月17日の東京株式市場、日経平均株価は49円99銭安の1万4227円67銭と4営業日続落となりました。米国株5日続落、クリミアのロシア編入が賛成多数で承認される見通しでその影響を見極めようと方向感に乏しい展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は32、値下り銘柄数は184、変わらずは9。東証1部上場値上り213銘柄、値下り1511銘柄、変わらず68。全33業種中情報・通信業を除く32業種が値下り。TOPIXも4日続落。マザーズも4日続落。東証REITは反発となりました。  東証1部市場では昨年来の高値更新を更新したのは、三愛石 <8097> 1銘柄にとどまり、日経平均採用銘柄ではソフトバンク <9984> が上昇したものの、総じて軟調な展開となりました。  2月4日前後の安値水準に接近し、値ごろ感から下げ渋るような銘柄も見られており、明日以降配当取りを意識し底堅い動きとなるか注目されよう。(執筆者:長島和弘)
2月4日前後の安値水準に接近し、値ごろ感から下げ渋るような銘柄も見られており、明日以降配当取りを意識し底堅い動きとなるか注目されよう。
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2014-03-17 16:00