【株式市場】NYダウ急伸など好感し日経平均は取引時間中の高値に迫り新規上場4銘柄は明暗
19日前場の東京株式市場は、NYダウ292ドル高や円安再燃を好感し、東証1部の売買代金上位30銘柄で値下がりした銘柄は皆無。マツダ <7261> やカシオ計算機 <6952> やソフトバンク <9984> などが年初来の高値を更新し、三井不動産 <8801> などの不動産株や大手銀行株は軒並み続伸。日経平均は一時291円95銭高の1万5879円75銭まで上げ、取引時間中の年初来高値1万5942円60銭(5月23日)に接近。材料株も活況で、猪瀬都知事の辞任表明を受けて選挙関連のパイプドビッツ <3831> (東マ)は急動意。一方、王将フードサービス <9936> (東1)は社長が銃撃されたと伝えられ急落。
新規上場銘柄が昨日に続き4銘柄登場。東証1部に再上場となった足利銀行の持株会社・足利ホールディングス <7167> は公開価格420円に対し9時16分に451円で売買成立し初値。その後476円まで上げ、前引けは451円。
ダイキアクシス <4245> (東2)は生活排水や産業排水などの処理設備の製造販売が中軸で、公開価格1300円に対し9時6分に1351円で売買成立し初値。その後は1390円まで上げ、前引けは1335円。
ウィルグループ <6089> (東2)は家電量販店の販売支援などを行ない、売り気配で始まり、公開価格2870円に対し9時9分に2750円で初値をつけ、その後は高値2880円、安値2658円、前引けは2677円。
シンプロメンテ <6086> (東マ)は外食店舗の厨房機器などの迅速な修繕を展開し、前場は買い気配のまま値がつかず、前引けは公開価格950円に対し1622円の買い気配。公募株数は20万株、売り出し株数は最大20万2500株。
東証1部の出来高概算は15億2856万株、売買代金は1兆4385億円。1部上場1774銘柄のうち、値上がり銘柄数は890銘柄、値下がり銘柄数は708銘柄。業種別指数は33業種中32業種が値上がりし、その他製品、その他金融、不動産、保険、などが高く、値下がりは電力・ガスのみ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
19日前場の東京株式市場は、NYダウ292ドル高や円安再燃を好感し、東証1部の売買代金上位30銘柄で値下がりした銘柄は皆無。
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2013-12-19 12:30