日経平均は213円高スタート、NYダウの上昇など受けて買い戻し
18日の日経平均株価は前日比213円74銭高の1万4491円41銭で寄り付いた。NYダウの上昇や、円がやや下落したことから、日経平均は5営業日ぶりに反発してスタート。欧米諸国がロシアへの経済制裁を決めたが、内容が想定の範囲内だったとの見方から買い戻しが優勢となった。
朝方の時点で、東証業種別株価指数は全33業種が上昇する全面高商状。
個別では、14年3月期業績予想を上方修正した全国保証 <7164> や、期末配当予想を上方修正したクレスコ <4674> 、SBIファーマと共同研究契約を締結したリプロセル <4978> などが買い気配スタート。日本ガイシ <5333> も急伸。米LNG基地の受注を発表した千代田化工建設 <6366> もしっかり。預金口座にマイナンバー登録を義務付けと報じられ、NTTデータ <9613> 、フリービット <3843> なども上昇した。
半面、14年3月期利益予想を下方修正した東京エレクトロン デバイス <2760> はさえない。14年1月期で赤字に転じたデジタルデザイン <4764> も軟調。このほか、ニコン <7731> 、コマツ <6301> 、ホンダ <7267> などの上値が重い。(編集担当:宮川子平)
18日の日経平均株価は前日比213円74銭高の1万4491円41銭で寄り付いた。
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2014-03-18 09:00