ソフトマックスは連続最高純益拡大の業績上ぶれ観測強まり最安値から急反発
ソフトマックス <3671> (東マ)は、49円高の2420円と8営業日ぶりに急反発し、前日17日ザラ場につけた上場来安値2362円から底上げしている。前週末14日に発売された東洋経済会社四季報春号で、同社の今2014年12月期予想業績が、保守的として上ぶれが観測され、純利益が、連続の過去最高更新の更新幅を拡大することを手掛かりに下げ過ぎ訂正買いが再燃している。
■下期にはシフトした営業要員が戦力化し価格競争も一巡
今12月期業績については、同社は、売り上げ36億5000万円(前期比4%増)、経常利益3億2000万円(同16%増)と増収・増益転換し、純利益は、1億7200万円(同3%増)と連続の過去最高を予想している。普及期を迎えつつある電子カルテルシステムを中心に中小規模病院をターゲットに定期的なローラー営業と提案型営業を続け、開発面では総合医療情報システム「PlusUs」シリーズのライト版を下期に有床クリニックや小規模病院向けに投入、この計画的な事業推進と生産性の向上の合わせ技で増収増益転換を見込んだ。
この会社側予想に対して、東洋経済会社四季報春号では、上期は営業要員シフトなどの組織再編の過渡期で伸び悩むが、下期にかけての営業戦力化や前期業績の下方修正要因となった競争激化による価格低下も下げ止まるとして保守的と評価、経常利益を3億7000万円、純利益を2億円と上ぶれを観測している。
■下げ過ぎ訂正でまず500円高の2月相場の再現を期待
株価は、前期業績の下方修正で売り込まれた2390円安値から2月14日公表の今期の増収増益転換予想業績を先取りしていったん2890円までリバウンドしたが、全般相場の波乱展開とともに戻り売りに押されて上場来安値まで再調整した。業績上ぶれ観測で下げ過ぎを訂正、まず2月相場の500円高のリバウンド相場の再現期待を高めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ソフトマックス<3671>(東マ)は、49円高の2420円と8営業日ぶりに急反発し、前日17日ザラ場につけた上場来安値2362円から底上げしている。
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2014-03-18 10:30