エチオピアから路面電車製造を受注、「初めてのアフリカ上陸」=中国報道

 中国メディア・長春晩報は17日、中国企業がエチオピアで低床型路面電車の製造を受注したことを伝え、「中国製の路面電車が初めてアフリカに上陸する」と報じた。  記事は、長春軌道客車が16日にエチオピアで70%低床型路面電車の契約を取りつけ、契約によると41編成が導入される予定であると伝えた。  70%低床型電車は、客車ドア部分の床板高さが35センチメートル以内となっており、乗客が楽に乗り降りできる。導入予定の電車は3両1編成で、2編成を連結することができ、最高時速は70キロメートルだという。  記事は、今回の契約により長春軌道客車の国外輸出路面電車が100編成を超え、国内の軌道交通設備企業のなかで最多であると伝えた。  電車はエチオピアの首都アディスアベバに投入される予定。アディスアベバには、中国が約200億円の総工費を全額負担して建設したアフリカ連合本部ビルがある。アフリカにおける初の中国製路面電車は、アフリカとの関係を急速かつ大々的に強化している中国を示す新たなシンボルとなりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・長春晩報は17日、中国企業がエチオピアで低床型路面電車の製造を受注したことを伝え、「中国製の路面電車が初めてアフリカに上陸する」と報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-03-18 12:45