日経平均は133円高で取引終了、マイナンバー関連株の一角が急伸

 18日の日経平均株価は前日比133円60銭高の1万4411円27銭と5営業日ぶりに反発して取引を終えた。ロシアに対する欧米諸国の経済制裁が想定の範囲内だったとの見方から買い戻しが優勢となった。ただ、日本時間の午後8時ごろにプーチン大統領の演説が予定されており、見送りムードも強く、後場はこう着感を強めた。  東証業種別株価指数は全33業種が上昇した。14年3月期の配当予想を上方修正した日本ガイシ <5333> などガラス土石株が買われ、マネーフォワード社との業務提携を発表したソースネクスト <4344> がストップ高を付けるなど情報通信株も高い。また、マイナンバー関連銘柄に買いが入り、ITbook <3742> はストップ高。  個別では、熱電発電市場への進出が好感された安永 <7271> はストップ高配分された。東証1部への変更が決まったオルトプラス <3672> も急伸。東証による信用規制の解除が好感され、カイオム・バイオサイエンス <4583> も大きく買われた。「カカオトーク」向けソーシャルゲームへの期待が膨らんだアクロディア <3823> も堅調。(編集担当:宮川子平)
18日の日経平均株価は前日比133円60銭高の1万4411円27銭と5営業日ぶりに反発して取引を終えた。
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2014-03-18 15:15