内海造船、今３月期の営業赤字が拡大、期末配当は無配に

　内海造船 <7018> が１８日引け後、今３月期の業績予想の修正を発表した。 　売上高は２２２億円から２２５億円（前期比１６．９％減）に微増額したものの、営業赤字は１３億円から２０億５０００万円（前期は３０億６００万円の黒字）に、最終赤字は１３億円から２１億８０００万円（同１億９３００万円の黒字）に赤字幅が拡大している。 　造船業界で新造船の大量竣工が続いているため需給関係が改善されず、船価が低水準で推移しているうえに、資機材価格が高止まりの状況であることが影響したという。 　また、未定としていた期末一括配当を無配とすることについても発表している（前期は５円配）。 　内海造船の１８日の終値は、１円高の１８０円。（編集担当：片岡利文）