【本日注目の通貨ペア】ポンド/米ドル:Wボトムのネックラインが視野に

 ポンド/ドル相場は、本日の東京市場で1.26794ドルまで上昇して昨年12月高値(1.27735ドル)に迫った。週足チャートを見ると、昨年10月と今年1月の安値を底、先ほどの12月高値をネックラインとする、Wボトムが出現している。  本日は英中銀(BOE)理事会が予定されている。今回は政策金利や資産買い入れ額の据え置きが広く予想されている。ただ、直近のインフレ率は前年比+1.6%と2014年半ば以来の高水準となり、一部でBOEの次の一手は利上げとの見方も浮上している。BOEは3%を超えるインフレとなった場合は財務省に報告する義務が生じるため、議事録で利上げを支持した委員が確認された場合や、声明でインフレ抑制に向けての動きが見られたといったタカ派的な内容が伝わるようならば、ポンドに上昇圧力が掛かる可能性が高い。その場合はネックライン突破が否応なく意識されるだろう。 (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
ポンド/ドル相場は、本日の東京市場で1.26794ドルまで上昇して昨年12月高値(1.27735ドル)に迫った。週足チャートを見ると、昨年10月と今年1月の安値を底、先ほどの12月高値をネックラインとする、Wボトムが出現している。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-02-02 17:30