「BIGサンダー」販売休止、入荷待ちの状況で「類似品」の売上が好調に=台湾

準チョコレート菓子の「BIGサンダー」を製造・販売している有楽製菓は17日、オフィシャルサイトで「BIGサンダー」の販売を休止することを発表した。販売予測を大幅に上回る状況が続いたため、商品の供給が間に合わない状況にあるという。「BIGサンダー」の姉妹商品「ブラックサンダー」とともに人気が高い台湾でも注目を集めた。自由時報(電子版)が報じた。
「『BIGサンダー』が台湾人消費者の間で人気となったことで、台湾では欠品が相次いでいるうえ、訪日した台湾人消費者が日本のコンビニエンスストアで『BIGサンダー』をまとめ買いしていることにより、日本でも供給が間に合わない状況」で、「販売再開の時期もわからない」という台湾のコンビニエンスストアのコメントも伝えた。
台湾での「BIGサンダー」「ブラックサンダー」の人気ぶりは凄まじいものがある。台湾のスーパー「ダールンファー(大潤發)」では、合計4万個も入荷したがわずか4日間で売り切れてしまった。ダールンファー側は追加発注を試みたが、有楽製菓側からは供給ができないと断りの連絡があったという。
報道によれば、ブラックサンダーが人気になったことで、台湾の類似品「雷霆チョコレート」の売上も伸びていて、雷霆チョコレートのメーカーが「買一送一(1つ購入した場合、もう1つプレゼントする)」キャンペーンを実施したところ、1日あたりの販売数量が前月の30倍にまで急増したという。(編集担当:村山健二)(写真はサーチナ編集部撮影)
BIGサンダーを製造・販売している有楽製菓は17日、オフィシャルサイトでBIGサンダーの販売を休止することを発表した。有楽製菓によれば、「販売予測を大幅に上回る状況が続いたため、商品の供給が間に合わない状況」となったという。(写真はサーチナ編集部撮影)
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2014-03-18 16:15