【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:米1月雇用統計に期待

 本日は、毎月第1金曜日恒例の米雇用統計(1月分)が発表される。市場予想は非農業部門雇用者数18.0万人増(前回15.6万人増)、失業率4.7%(前回4.7%)、平均時給前月比+0.3%(前回+0.4%)などとなっており、米雇用市場の改善基調継続が見込まれている。  米雇用統計は速報性を重視するあまり、正確性が高いとは言えない面はあるが、これまでに発表されている米国1月の労働関連の統計から確認できる限りにおいて死角は少ない。  たとえば、1月の新規失業保険申請件数は4週平均(雇用統計調査週である12日を含む週まで)で24.8万件と、43年2カ月ぶりの水準に減少したほか、米1月ISM製造業景況指数の構成要素である雇用指数も56.1と2年5カ月ぶりの水準に上昇した。加えて民間版の雇用統計である米1月ADP全国雇用者数は24.6万人増と半年振りの高い伸びを示しており、政府版の1月雇用統計も好結果が期待できよう。ドル/円相場の押し上げにも寄与しそうだ。 (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
本日は、毎月第1金曜日恒例の米雇用統計(1月分)が発表される。(イメージ写真提供:123RF)
economic,gaitamedotcom,fxExchange
2017-02-03 15:45