[ベトナム株]17年の不動産M&A取引額、過去最高の見込み

  米総合不動産サービス大手のジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)ベトナムのステファン・ワイアット社長は、米国が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から離脱しても、2017年にベトナムで実施される不動産分野のM&A(合併・買収)の取引総額は過去最高を記録するとの見方を示した。   同氏は、ベトナムの不動産市場に対する投資家の関心が高まっていることから、2017年に実施される不動産案件のM&A取引件数が急増すると予想している。また、ベトナム不動産市場の透明性が向上していること及び国内総生産(GDP)成長率が高い水準を維持していることも不動産市場の成長に向けた原動力になるという。   JLLのデータによると、2016年におけるベトナムの不動産分野への投資額は前年に比べて+12%増加した。また、国内の不動産に投資した外国人投資家の投資額は158億USD(約1兆8000億円)に達し、過去最高を記録している。   米国のTPP離脱について同氏は、「ベトナム不動産市場にすぐに影響を与えることはない」とコメントしている。(情報提供:VERAC)
米総合不動産サービス大手のジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)ベトナムのステファン・ワイアット社長は、米国が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から離脱しても、2017年にベトナムで実施される不動産分野のM&A(合併・買収)の取引総額は過去最高を記録するとの見方を示した。
Economic
2017-02-03 17:00