【今日のドル円】関心は日米首脳会談へ

 3日のドル/円相場は、日銀の指値オペや米1月雇用統計および米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言に振り回されて激しく上下に振れたものの、終値では112円台半ばと小幅な下落にとどまった。1月末から2月初旬の重要イベントをひととおりこなしたが、明確な方向感は掴めないままであり、次の焦点である日米首脳会談(10日、ワシントン)までは様子見ムードが広がりやすいだろう。  直近レンジの下限である112円ちょうどを割り込めば、ストップロスオーダーを巻き込みながら下げ足を速める可能性もあるが、この水準では本邦投資家などの買いニーズが強いとされるだけに、売り崩すのもそう簡単ではなさそうだ。当面は主要国の株価動向やトランプ米政権の動きを睨んで方向感を模索する展開が見込まれる。  本日の予想レンジ:112.000-113.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
3日のドル/円相場は、日銀の指値オペや米1月雇用統計および米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言に振り回されて激しく上下に振れたものの、終値では112円台半ばと小幅な下落にとどまった。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-02-06 09:30