洋ゴムは続急落、新たな不正発覚に失望売り

東洋ゴム工業 <5105> は3日続急落し、寄り付き直後に62円安の(4.74%安)の1246円を付けた。7日、新たな不正が発覚したと明らかにし、失望売りを浴びた。検査担当者1人が一部の産業用ゴムで必要な検査を行わず、過去のデータを流用していたという。
同社にとって不正の発覚は07年の断熱パネル性能偽装、15年の免震ゴムの性能データ改ざんおよび防振ゴムの性能データ改ざんに続く4件目で、今回の不正は再発防止策を進める中で見つかった。担当者が関わった期間は09年3月-17年1月末の過去8年間で、免震ゴムの偽装発覚以降も不正行為が続けられていた。不具合や事故の報告はないという。
本件に関連して起こり得る費用発生については算定できず、業績に与える影響が判明次第、公表するとした。(イメージ写真提供:123RF)
東洋ゴム工業は3日続急落し、寄り付き直後に62円安の(4.74%安)の1246円を付けた。
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2017-02-08 09:00